みなさんこんにちは。雨が降るとやはりこの時期は寒いですね。少しづつ冬の気配が感じられます。今日はツヤについて述べたいと思います。
私は洗車の醍醐味はなんといっても美しい鏡面のようなツヤが出た車を眺めることだと思っています。光に照らされたボディが周りの景色を写し、まるで宝石のように美しい色を放つ。自分の車がそんな風に輝いてくれると、車に乗って運転するのも、ついついウキウキしちゃいますよね。
そもそも、なんでツヤって出るのでしょうか。
それはボディ表面の凸凹が、ワックスやコーティング剤によって均一に表面が整えられ、反射が一定になることで周囲の景色の映り込みがはっきり見えてくるからです。表面の目に見えない凹凸をいかになくすかがポイントなんですね。
ツヤを出すには、いろいろな方法がありますが、主に3つの方法をご紹介しましょう。
- カルナバ蝋に代表される有機質のワックスをボディに塗る方法
- ケイ素やフッ素などの無機質を塗り、表面を均一にして光沢を出す方法
- コンパウンドなどの研磨剤を使用してボディの凹凸を削って、表面を均一にして光沢を出す方法。
1のブラジル蝋ヤシからとれる、カルナバ蝋は車に使用するワックス原料として、数多く用いられています。特にカルナバ1号は希少で高品質であるため、とても高価です。カルナバ蝋は、無機質溶剤には出せない、独特の深みのあるツヤを出し、大理石に匹敵する硬度も持ち合わせています。
2は化学的に作成した無機質溶剤で、人工物ですので、とても性質が安定しています。今はこの系統の溶剤が数多く出回っています。
3はいわゆる表面の傷を目の細かいやすりで削っているのと同じです。ワックスの中に混ぜ込んで、表面を研磨しながら、2、または1の系統の溶剤でツヤを出すタイプが多いです。
それぞれに一長一短があり、どれがベストかは一概には言えないですが、私はあのカルナバ蝋のツヤは味があってとても好きです。ある化学者に聞いた話だと、未だに、化学溶剤の目標はカルナバ蝋のツヤだそうですよ。
↑カルナバ蝋が取れるヤシ
自然界って、ワックス用に作ったわけでもないのに、なんこん物質が存在するのでしょうか。本当に素晴らしい奇跡ですよね。

